第4回公演
エアスイミング
1920年代のイギリス、
婚外子を産んだ、という理由で精神病院に隔離された女性と、
葉巻を吸った、という理由で同じく隔離された女性が、
病院の中の階段の下で出会う。
こんなところに閉じ込められていなかったら、
出会うことはなかったかもしれない二人。
でも私たちは出会って、そして、空中を泳いだ。
【上演にあたって】 戯曲組主宰吉村元希
コロナ禍によって可視化されたジェンダーギャップは、私が想像していたよりも現実的問題が大きかった。例えば賃金格差や、女性に偏るケア労働、女性の自殺率の高さなどだ。ところが、それを問題として感じることができない人が多いようだ、女性も男性も。
ジェンダーギャップとは何なのかを意識させられる作品を増やさなくてはいけない。日本ではまだジェンダーギャップを意識してコレクトされた作品は少なく、いまだに強いジェンダーギャップが意識の底流に流れ、マイクロアグレッションが横行している。これらは女性の自己肯定感を下げ、幸せを感じにくくさせ、女性の賃金や労働条件の向上を困難にしている。まずは女性自身が「何がジェンダーギャップなのか」気づいて、少しずつ声を上げていく必要があると感じている。
『エアスイミング』のような作品が多く上演されるようになり、女性が言葉を持つようになること、発言できる雰囲気を作っていくことが、今の日本でまず必要なことだと感じている。
期間 |
2021/12/22 (水)~2021/12/26 (日) |
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劇場 | アトリエ戯曲組 |
出演 |
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脚本 |
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演出 |
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サイト |
https://gikyokugumi.wordpress.com/2021/11/21/swimmig/ ※正式な公式情報は公式サイトでご確認ください。 |
スタッフ | 作:シャーロット・ジョーンズ 訳:小川公代 プロデューサー 石塚慶生 ドラマトゥルグ/演出補 中山侑子 振り付け 青木尚哉 舞台監督 橋本慶之 演出助手 村山かおり 広報 石井理加 美術 加藤ちか 照明 松本永 音響 大園康司 記録用映像撮影 川上ルイベ チケット カルテット 制作 真鍋万喜、秋津ねを、北川啓太 宣伝写真 神藏美子 写真メイク マキノナツホ 宣伝美術 勝山修平 ・上演時間2時間 主催 株式会社小虎 協力 幻戯書房、似て非works株式会社 作家著作権交渉 株式会社シアターライツ |
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その他注意事項 |
期間 |
2021/12/22 (水)~2021/12/26 (日) |
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タイム テーブル |
2021年12月22日~26日 22日(水)19時 23日(木)19時 24日(金)19時 25日(土)14時 26日(日)14時 全5回 各回20席 |
劇場 | アトリエ戯曲組 |
料金 |
2,500円 ~ 5,000円 一般\5000 U25\2500 ※「アトリエはバリアフリー対応していないため、個別に相談させてください |
チケット取扱 |